3.釜山神社と日本水
 釜山神社は武蔵野と秩父盆地を結ぶ釜伏峠にあり、奥社山容が釜を伏せた形に見えるところからこの名が付きました。山頂には石造流れ作りの奥社が鎮座しており、この奥社の北面の岸壁より日本武蔵伝説で知られる「日本水」(やまとみず)が湧き出しています。釜伏山山頂に降った雨水は地下を通り、湧水となってコンコンと冷水を押し出しています。涸れることのないその量は日に10トンという無尽蔵の量です。(波久礼駅下車徒歩90分)




4.中間平緑地公園
 寄居方面に下る道は昔の鎌倉街道のひとつで、途中関所跡があります。中間平では関東平野が一望でき、桜をはじめ、さつき、紅葉などいろいろな草木が生い茂っています。秋は紅葉が素晴らしく、訪れる人々の憩いの場となっています。山を下ると本田忠勝が石火矢を打ったという車山があり、その南に平倉ぶどう園、鉢形に寄居観光ぶどう園があります。ぶどう狩りは8月中旬から9月下旬頃まで楽しめます。(折原駅下車徒歩90分)



5.玉淀河原・玉淀湖
 両岸にそそり立つ断崖と青い殻、白い岩床の織りなす景観は、明治の文豪田山花袋が激賞した程の雄大さを誇っています。シーズン中、河原ではバーベキューや釣り、少し下ったゆるやかな流れの中ではカヌー教室が開かれ、年々訪れる人が増えています。(寄居駅下車徒歩15分)



玉淀湖は荒川をダムでせき止めて作った人造湖。付近はハイキングコースにも含まれるため、家族連れやハイカーにも人気があります。(波久礼駅下車徒歩20分)



6.鐘撞堂山
 鉢形城の物見山として、異変などが起こったときに鐘を撞いて知らせたといわれています。今はその跡だけが当時の面影を偲ばせてくれますが、物見山であっただけに眺めは最高。ここから寄居町をはじめ関東平野を一望できます。(寄居駅下車徒歩60分)



7.日本の里
 風布川(ふうっぷがわ)の上流には「人と自然の調和」をテーマに作られた安らぎの場所「日本の里(やまとのさと)」があります。小川のほとりには水車小屋や食事休憩ができる風布館、売店もあります。夏には沢ガニや野鳥もたくさん見られ、夜はホタルの乱舞が見られます。(波久礼駅下車徒歩20分)




8.風布・小林みかん園
 寄居町の南西部に位置する標高582メートルの釜伏山。その北面の谷間に広がる一帯を「風布(ふうっぷ)」と呼びます。不思議な名前ですが、この山里の空を暖かい空気が薄絹のように覆うことから、「風布」の名がつけられたそうです。日本水を源流とする風布川は釜伏山の谷間を縫って静かに流れ、ホタルやさわがにの棲む清流として「全国名水百選」に選定されました。



 釜伏山麓南端には34戸余りのみかん園が点在する「小林部落」があります。みかん栽培の起こりは、天正年間北条氏が鉢形城築城にあたり、相模の国小田原より移植したのが始まりと伝えられています。秩父への玄関口として景観豊かな山に栽培されたみかんは、食用はもとより鑑賞用としても県内、県外問わずに喜ばれています。10月下旬から12月上旬が食べごろです。(波久礼駅下車徒歩30分)






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