2.適用航空機
ホフマン式滑空機で、表2.1に掲げる型名及び製造番号のもの
表2.1
型名 |
製造番号 |
HK36スーパーデイモナ型 |
すべて |
HX36Rスーパーデイモナ型 |
すべて |
HX36TS型 |
36.415及び36.416 |
HK36TTS型 |
36.393 |
3.適用項目
隔壁のメイン・ボルトが正規の位置から移動する不具合を防止するため、既に実施した場合を除き、第3.1項及び第3.2項に従うこと。
3.1 本通報発効後次回の飛行までに、ダイヤモンド・エアクラフト・インダストリー・ブレティンNo.67(2000年2月5日付け。以下「SB」という。)に従って、隔壁に使用されているメイン・ボルトの穴及びメイン・ボルト・セイフティー・ロック(フオツカー・ニードル)の損傷について検査を実施し、必要な場合は、当該部品の修理又は交換を実施すること。第3.2項による交換を実施するまでの問に飛行する場合は、飛行前点検毎に、本項による検査を繰り返し実施すること。
3.2 本通報発効後最初の定時点検時又は本通報発効後3ヶ月を越えない時期のいずれか早い方の時期までにSBに従って改善されたメイン・ボルト・セイフティー・ロックを取り付けること。
3.3 本通報による処置を他の同等な方法で実施する場合には、航空局長の承認が必要である。ただし、オーストリア航空局AD No.100に係る同等な方法としてオーストリア航空局の承認を受けているSB等に従って処置を実施する場合には、航空局長への届け出でよい。
4.備考
4.1 本通報は、平成12年6月19日から発効する。
4.2 本通報は、オーストリア航空局AD No.100による。
D−5257-2000(2)
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